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たかが「輪っか」を作ったときの苦労話

ホワレカフェをオープンしたのが2010年7月のことです。オープンした当初に気づいたことは「自分があまりにもシーシャのことを知らない」ということでした。インターネットで検索して得られる情報は今よりも少なく、その情報すら信憑性の低いものが多かったのです。そこで私は、毎日のようにシーシャの実験をしていました。情報が手に入らないなら、自分で試して確かめるしか方法がなかったのです。

実験はとても大変でした。同じ条件でシーシャを作り、例えばアルミホイルに開ける穴の大きさだけを0.1mmずつ変更してみたり。穴の大きさは同じでも、開け方のパターンだけを変更してみたり。ボトルに入っている水の量だけを変更してみたり。実験のためだけに、1日に10本や20本のシーシャを毎日のように作っていました。

シーシャの実験を重ねるうちに、あることを思いつきました。「炭を置ける範囲がもっと広ければ、温度調整の幅が広がるのではないだろうか」という仮説です。どのような方法で炭の置ける範囲を広げることができるか、そこで考案したのがこの「輪っか」でした。

輪っかをボウルの上に置くだけ。とてもシンプルな方法です。たったこれだけのことで、炭を置くことができる範囲を広くすることができ、温度調整の幅が広がりました。この方法を考えたのは、4年か5年くらい前のことだと思います。たかが「輪っか」ですが、この輪っかを作るのも一苦労したのを覚えています。厚みは何mmにするのか。材質は何にするのか。適切な幅はどの程度か。たかが「輪っか」でも、たくさんの試作品を作り、実験を繰り返しました。そこで仕上がったのが、この輪っかです。ホワレカフェでもずっと使用していました。

この輪っかはシンプルですが、とても便利なものです。ただ、私にとってはあくまでも「試作品」でした。試作品を販売するのはあまり気が進まなかったのですが、お客様からご要望があればお譲りしていました。今回、ウェブショップで販売を始めたのは、ご要望が意外と多かったためです。

輪っか(リング)はASLAJで販売しています。

その後、この輪っかをベースに「Sunflower」というものを作りました。Sunflowerについては、また次の機会にお話をしましょう。

Published inコラムシーシャ

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