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ローマンへの執念

世界からローマンが消えた。

ローマンはヨルダン製のフレーバーだが、アメリカの代理店を通じて世界に販売されていた。その代理店が取り扱いをやめてしまったのである。暫くして、世界からローマンが消えた。

私は何度もアメリカの代理店に問い合わせた。いつも同じ回答が返ってきた、「私たちは入荷する最善の努力をしている」と。最初に問い合わせてから1年以上が経過したが、一向に入荷できる見込みはなかった。生産を終了してしまったと推測するのが妥当だ。しかし諦められなかった。ローマンは、私の最愛のフレーバーブランドであるからだ。

ある日、関係筋からの情報で、ファクトリーを特定することができた。しかも生産を続けていたのである。私はファクトリーに連絡を取った。ローマンに対する想いを伝え、直接の販売をお願いした。返答はイエス。しかし、条件は厳しかった。卸業者を通さないため、最小注文数が驚くほど大きいのである。少し躊躇したが、私は彼らの条件を飲んだ。私のローマンへの執念がそうさせたのである。

交渉が成立してからは順調だった。ほんの数週間で手元に届いた。私は久しぶりにローマンライムを燻らせた。懐かしい酸味が口の中に広がった。

ローマン ライム
ローマン ライム
Published inシーシャ

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